新着情報
2012年4月9日
住宅の自然素材の選び方
最近はTVCMなどでも自然素材という言葉が使われるようになってきています。
その最大の理由は「シックハウス症候群」の問題が上げられます。
一昔前までの日本家屋は風の流れが常にある、ある意味隙間だらけの家だったため、ホルムアルデヒドなども外に逃げていましたが、最近の家は高気密住宅になり窓やドアを開けない限り自然に外気が入ってくる事が無くなっています。
またアレルギー体質の方々が増えてきたのも自然素材にこだわるようになってきた原因の一つです。
特にアレルギーはシックハウス症候群だけでなく、化学物質過敏症、アトピーなど様々なものに反応する方々が増えてきています。
高度成長時代に安く効率よく家を建てるために、俗に言う「新建材」が多様されましたが、それらが住んでいる方々の健康に害を与える事が分かり、健康にはどんな素材が良いのかがもう一度考えられるようになったのも一因だと言われています。
そしてシックハウス症候群、火事の際の有毒ガス発生などの社会問題が日本の家造りを大きく変えました。
健康を考えた家造りに自然素材は欠かせませんが、自然素材の持つメリットとデメリットを知る事も大切です。
元来日本の家は「紙と木と土」で作られていました。
火事などには非常に弱い事は分かっているのに、日本の気候風土を考えると最適だったのです。
先人の知恵をもう一度利用して健康的で快適な家造りを考えてみましょう。
そして自然素材の持っているメリット、デメリットをしっかり理解して適材適所に配置する事が重要なのです。
次回は自然素材のメリット、デメリットについてご紹介してまいります。
新築・リフォームのお問いわせは:ナミリスダイナミックバンク
電話:029−859−4177