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2012年7月9日
住まいのリノベーションで新しい住宅を
最近は「住まいのリノベーション」という言葉を良く使いますが、先ずはこの「リノベーション」の意味をご紹介します。
住まいを改修したり、増築或いは減築して新たな付加価値を増加させたり、使い勝手を含めて家そのものの用途まで変えてしまう、「生まれ変わらせる」と言うのが意味として一番近い物かもしれません。
家の改修にはリフォームという言葉も使われますが、長年使った事で発生する汚れや劣化、故障などを単に直す、綺麗にするという和製英語です。
リノベーションが新たな価値を生み出すというニュアンスに対し、リフォームは修理・修繕というニュアンスで使われる事が一般的で、リフォームは家や部屋の機能そのものや仕組みや用途を劇的に変えるような大改修には使わないのが一般的です。
リノベーションはこれまでのライフスタイルそのものを変えるための大規模な改修なのです。
海外では100年前、200年前の家に住んでいる事は珍しくありませんが、日本の住宅は完成した瞬間から価値が下がると言われています。
しかし、きちんと手を加えれば新しい価値が生まれる中古住宅も珍しくありません。
但し、中古住宅を購入する時は建物だけを見るのではなく、周囲の環境を重視しなくてはいけません。
緑が少ない、隣の家が敷地一杯に建っている、危険物を取り扱う施設や産廃施設が近い場所は避けた方が無難で、建物は無価値に思えても住環境、地形、地勢、交通の便が良い場合は候補に入れても良いでしょう。
さて良い物件が見つかった場合は、リノベーションのプロに同行してもらい実際の物件を見てもらいます。
リノベーションに馴れた大工さんや設計士さんは建物を見ただけで、その骨組みやどうリノベーションできるかをイメージする事ができます。
TVの「劇的ビフォー・アフター」と言う番組ではありませんが、ボロボロのあばら家が驚くような機能的でしっかりした家に生まれ変わるでしょう。
建築のプロ、特にリノベーションのプロは地盤調査から床下・屋根裏までしっかり調査してくれて、希望通りの工事を行うためにはどの位の費用が必要かは概算ですが直ぐに出してもらえます。
不動産業者はあくまでも売買のプロであって、建築のプロでない場合もあります。
ですから最初からリノベーションのプロに依頼する事をお勧めします。
さて、リノベーションは俗に言う「在来工法」と呼ばれる、柱と梁の組み合わせで作っている家の方が向いていて、壁自体で強度を確保している2×4の場合、間取りや開口部を自由に変更できない場合もあります。
プロの目から中古住宅で問題になるのが「シロアリ」。
但し、シロアリがいたとしても適切な処理がなされていていれば特に心配する必要はありませんが、土台全部を交換するような大がかりな処置が必要な場合はかなり高額な費用になってしまうので、そこまで費用をかける価値があるかどうかはプロの診断を受けて下さい。
リノベーションは第二の新築と言われているように、選択肢の一つに入れるのは如何でしょうか。
リノベーションはNamilisナミリスダイナミックバンクにお問い合わせください。
電話:029−863−3466